まひなおしのみ 〜Pinoのきままな雑記帳〜

「クルトOTKのススメ。」移転先です。その他転鳴エルヴィ配布所などなど

『クルト特化ビショップ』鋼鉄編【シャドウバース】

『クルト特化ビショップ』の概要については最初の記事参照。今までのデッキの回し方については第9弾記事参照。

ここでは第12弾パック「鋼鉄の反逆者(リベリオン)」の追加で変化したクルト環境について語る。

劇場版コ〇ンみたいなサブタイしやがって


☆クルト特化ビショップ向け追加カード
今弾は久々にクルトOTKに入れる価値のありそうなカードが多数追加された。
その結果、従来のデッキと何枚か入れ替えるだけでなく、デッキそのものを見直すという新たな選択肢も生まれることとなる。
そのことについては後述するとして、まずは新カードの方を見ていこう。

 

・マシンエンジェル
機械版「進軍せよ!」がニュートラルとしてビショップにも到来!
要するに2PPで1/1の機械フォロワーを2体出せるアクセラレートを持つカード。
本体がPP8もあるのでエンハンス「聖獅子の結晶」のような動き辛さが発生することも少ない。
なんなら本体が体力6の守護持ちなので素で出してもよいが、その頃にはもう決着が付いてるはず
「動き辛さがある」と言っておきながら、ここでは「聖獅子の結晶」との同時採用をオススメする。そうすることで、クルトサーチを濁らせずに2PPフォロワーを6枚も採用できる。
ここまであれば2ターン目にフォロワーを出せない事態はだいぶ解消されるだろう。
もちろん、5ターン目に3PPのフォロワーと一緒に出してもよい。ダメージ1点を2回に割り振れることもありがたい。

・鉄腕の修道女
ファンファーレでスペル「リペアモード」をゲットできる機械フォロワー。
この「リペアモード」はリーダーも対象に選べ、しかもPP1で打てる回復スペルである。
1しか回復できない(機械フォロワーに使った時限定で3回復できる)が、「回復すること」が目的のこのデッキにおいては問題ないだろう。
そんなスペルを拾ってくるフォロワーが、クルトサーチを濁らせない最低コストの3PPで出せて、おまけに守護まで持っている。
クルトOTKにとってはオケアノスの上位互換といえよう。筆者はなんでこのカードの追加を見逃していたのか

ただしスタッツは2/3。守護持ち故体力が多い方が使いやすくはあるが、オケアノスなら進化でとれる体力5フォロワーを取れない点は注意。

・メタリックファーザー
「リペアモード」を入手できるもう一人の機械フォロワー。ただしPP7ととんでもなく重い。
しかしそれだけのコストに見合う強力な効果を持っているのも事実。
まず「リペアモード」は修道女同様ファンファーレで入手する。
その後、ファンファーレで手に入れた分も含めて自分の手札にある「リペアモード」全てのコストを0にする。
0コスト回復スペルを持つということは、クルトOTK的にはペガサスを置くのと同義。
つまりこれ1枚だけでも重複しないレ・フィーエの代わりになるし、既に「リペアモード」を持っていればペガサス2枚置き以上の恩恵を受けられる可能性も秘めているカードといえる。
おまけにレ・フィーエ同様守護持ち、体力は同じだが攻撃力は1高く、4以上のダメージを3に抑える効果も持っているためポンとおいてもそこまで隙は生まれない。
聖水おじさんもこれぐらいクルト向きだったらもっと使ってたかなあ

☆優先度の低い追加カード
今回の新カードは他にも使えそうなカードばかり。なので「優先度が低い」という程ではないが、
上の3枚と比べると採用価値は下がるカードを今回の「優先度の低い追加カード」とした。

・メカゴブリン
ラストワードでスペル「リペアモード」をゲットできる機械フォロワー。
ただし、残念ながらメカゴブリン自体がPP2のフォロワーなのでクルトサーチを濁らせてしまう。
とはいえロレーナと違い進化する必要がないため、2・3ターン目に出しても仕事できる。
「虹の輝き」や消滅させられるリスクを含めても、コンボカード入手とフォロワーバラマキを兼ねられるカードである点は考察に値するだろう。

・欠落の聖女・リモニウム
クルトOTK史上2枚目のレジェンドカード。PP4ながらレ・フィーエと同等の攻撃力を持つので特攻隊としても役立つ。
このカードの採用理由は進化時能力。自分の機械フォロワーが破壊される度「リモニウムの救済」というスペルが手に入るのだが、このスペルを使うと手札のビショップor機械フォロワー1枚のコストを-1できるのだ。
機械だけでなくビショップも対象なおかげでクルトのコストを下げられる。しかも救済自体のコストは0!!
リモニウム自体が機械フォロワーなので、リモニウムを進化させた後破壊されるだけでも1枚、今まで紹介したフォロワーは全て機械なのでさらに救済!夢の0コスクルトもできちゃうかも!?
…と思いきや、現実はそこまで甘くない。詳しくは後述の「リモニウム活用型」デッキ案にて。
自分のターンならすぐ使えばいいが、相手のターンに破壊された場合(+まだクルトを引いてない場合)は手札溢れに注意。リモニウムの能力は重複しないので1:1で済むのは幸いか。
おまけに(というにはとんでもない効果だが)エンハンスで6PPとして出せば進化権を消費せずに進化可能。進化権を使い切った後引いても安心ではあるが、4PPで出したい場合は出す順番に注意。
また救済を5回するとあのイージスが手に入る。まあこのデッキでは使わないだろうけど

・セイント・コア
アミュレットだが、カウントダウンがないのでプリプリサーチを濁らせず、かつ条件を満たすことで消えてくれるのでOTKコンボにも支障がないカード。
その効果は「自分のフォロワーが進化した時、攻撃力が最も高い相手フォロワーを消滅させる」というもの。
つまり「除去カードをスタンバイさせておく」というビショップらしい行動をクルトOTKもついに取り入れることが可能となったわけだ。
気になるコストは3。進化権を犠牲にするだけあって、確定除去の割には安いものである。
ちなみにエンハンスすることでEPを1回復できるが、その際7PPかかる。このデッキではすぐに効果を発動できる機会は稀なので、基本的にはエンハンスさせないように。

☆アディショナル追加カード(優先度が低いため新記事は作らず紹介)
・欺瞞の偽神
やたらと長いので効果については各自参照。
「効果の最後の一文が残念」と言われるが、「アミュサーチなし型」クルトOTKにおいてはそれほど悪くない。
1,3のパターンを引けば、ペガサスを設置しつつ法典で次ターン1ドローできる。
2,2のパターンを引けば、礼賛2枚で2ドロー。さらに相手にフォロワー破壊のプレッシャーをかけられる。
このように、元々のアミュレットが少ないことで値決定後の結果を確定させることに成功しているのだ。
問題は0,4のパターンを引いたときに何も起こらないことと、なにより5コスは重いということ。4コスの「オケアノス」でさえ出すタイミングに少々困ることがあり、フィーナはクルトサーチという重要な役目があるからかろうじて入れられるか、というレベルなのに、このカードは5/3/3守護無しで不発ありという心細さである。
これで4コスだったらまだ採用の余地はあったと思うのだが、他のデッキにおいて強くなりすぎると運営は判断したのだろう。実に惜しい。


☆OTKデッキとしては初の分岐点!?
今回多数低コストコンボパーツが手に入ったことで、ペガサスの水晶像に頼らなくてもクルトコンボが決められる可能性がより高まった。
つまり、たくさんコンボカードを入れるためにペガサス確定サーチギミックを捨てるという選択肢が生まれたのだ。
今まで入れられなかった豊富なアミュレット群が、コンボパーツ集めの手助けとなるだろう。
ペガサスは自然に1枚引ければ十分ぐらいになったので、サーチカードの方を抜かすことになるか。
さらに、恩恵を最大限受けるために「メカゴブリン」を入れたい場合は、クルト確定サーチも捨てるという選択肢まで生まれつつある
今までペガサスを置いていたターンの代わりにフィーネを入れることも考えられるか…?
というように、今までのデッキを大きく崩す形となる可能性がある。筆者の考察を待て。
いや、待たずに自力で開拓してもいいですよ。それでクルトOTKファンが増えるのであればそっちの方が嬉しいです

クルトが活躍するデッキなら今までも社ビショップがあったが、そちらはOTKを狙う気がないのでこのブロマガでは扱ってこなかった。
今回の場合は20点OTKが狙えそうなので、しっかりと考察していく予定である。
(まあ結局クルトOTKに拘らないデッキの方が主流にはなりそうだけど)


☆鋼鉄環境でのデッキ案(従来型)
前弾のデッキからあまりいじらない方向で調節する場合はこんな感じ。

まず「鉄腕の修道女」は絶対に3積み。減らすにしても「オケアノス」の枚数を調節すべし。
3コスフォロワーが増えた分「純心の歌い手」には抜けてもらう。ここまでは全てのデッキ案においてほぼ確定。
問題はメタリックファーザーの入れ方。候補としてはこんな感じ。

  1. ファーザーだけ引くとレ・フィーエと違い6ターン目に出せなくなる。
     毎回6ターン目に出せるようにファーザーは入れない(レフィ2、ファザ0)
  2. 6ターン目に出せないなら先にペガサス2枚を出せば問題ない。
     それよりもレ・フィーエを2枚引いた時の残念感を減らすためレ・フィーエは1枚に変える(レフィ1、ファザ1)
  3. 今までレ・フィーエが2枚だったのは、3枚ダブるとさすがに頭を抱えるため。
     その3枚目の役割をファーザーが果たしてくれるので合わせて3枚体制に(レフィ2、ファザ1)
  4. 2.と3.の両方を取り入れる(レフィ1、ファザ2)

3.と4.の場合、抜くカードはリペアモード分で多く感じるだろう回復スペル、それが嫌なら神秘の指輪辺りになると思われる。この編成だと除去は減らしたくない。
いずれにしても、レ・フィーエのリーダーペガサス効果は相手のリーサルを遠ざける意味でも強力なので最低1枚は残したいところ。
このデッキ案では4.を採用し、代わりに愛の福音と神秘の指輪を1枚ずつ減らした。
効果的には是非投入したい「セイント・コア」だが、どうにも入れ替えるカードがない。どうしても入れたいなら指輪を抜くことになるだろうか?


☆鋼鉄環境でのデッキ案(アミュサーチ無し型)

そして現状ではイチオシの新機軸。画像を見れば分かるとおり、今までとは大きく異なる構成。
「リペアモード」のおかげでペガサス複数枚置きは回復過剰になり、他に入れたいカードも多くなったため、思い切ってペガサス確定サーチギミックを解体した構築である。
これでも十分「リペアモード」を回収できるので、「メカゴブリン」採用型はひとまず見送り
とはいえコンボ成立に一役買ってくれることは確かなのでペガサス自体は入れる。

確定サーチがなくなったことで、今まで入れられなかった強力なアミュレット群に頼ることが可能となった。
まずほしいカードはドローカード。ただしこのデッキでも手札溢れが懸念されるため、「1枚出して1枚引く」アミュレットが限度。結果「封じられた法典」と「愚神礼賛」が適任と判断。
一方でこちらも2PPフォロワーが6枚揃った記念とばかりに「聖獅子の結晶」「マシンエンジェル」を投入。2ターン目に出せなくても、他カードと一緒に出せる場面が結構あるので活躍の幅は広い。
このフォロワー群で盤面を守れると信じて除去スペルも減らす。環境に応じて「熾天使の剣」か「漆黒の法典」かを選ぼう。(少なくとも横並びする関係上「唯我の一刀」はうまく働かないだろう)
ただしどうしようもない相手に撃ちたいので「テミスの審判」は残そう。「安息の狂信者」も相変わらずフォロワー横並びが流行っているので外せない。

2PPフォロワー出しによる手札1:1交換体制が崩れたことにより、手札溢れが気になりにくくなった。ドローアミュレットが増えたことも含めると、「神秘の指輪」はこのデッキ案ではいらないだろう…と思っていたのだが、それでもクルト関連が偏ったりすると不要なカードが溜まっていき手札が捌ききれなくなるので、やっぱり指輪は入れたいという結論に。

「リペアモード」を生かすコンセプトなので当然「メタリックファーザー」多めに。こちらでもリーダーペガサス効果はおいしいのでレ・フィーエも1枚入れよう。
「リペアモード」のおかげで回復には困らないとはいえ、引くだけで使えるコンボパーツは合って困らないので、いざというときはドローもできる聖水は入れる。福音まで入れると過剰だし、何より福音必須であったがためにクルトOTKデッキの準備ハードルが上がっていたというのも事実なため外す。

今までクルトの方が揃わないことが悩みの種だったが、ペガサスを置くためにターンを使う必要性が薄れたことで、今まで入れない方がいいと言ってきたフィーナがついに採用。とはいえ進化権を使い切った後に引いても邪魔なだけなのでピン差し。代わりに「オケアノス」を2枚に減らして完成。

序盤からフォロワーを展開できるようになったことで、ここでの初めてのクルト記事(第4弾)で言うところの「現実的」クルトビショップのように「相手の体力をある程度削り、クルトで10点前後のダメージを狙う」流れになってしまうことも多々あるが、こちらは20点OTKによる勝ち筋もちゃんと狙っていける点が特徴。
フォロワー展開が有効に働きそうなら積極的に相手の体力を削り、相手が守りを固めるなら20点OTKに向けてコンボパーツを蓄えるといった、ハイブリットな戦い方ができるのがこのデッキの強みと言えるだろう。


☆鋼鉄環境でのデッキ案(リモニウム採用型)

こちらは「欠落の聖女・リモニウム」採用型。実装前から「やばいですね☆」と言われていたこのカードだが、クルトデッキで生かすにはなかなかクセがある模様。

まずクルトに「救済」するためには、クルト自身を引かなければならない。
これが案外難しく、クルトを引く前にリモニウムが進化して、手持ち無沙汰に他の機械フォロワーを出して…とやっていると、手札が救済で埋まってしまう。0コストゆえに「いつでも撃てる」と思うと、つい溜めこんでしまうものなのだ。
そして頑張ってクルトのコストを下げても、コスト低下の恩恵を受けづらい。
というのも、「リペアモード」は元々コスト1だし、「メタリックファーザー」の効果でコスト0にまでなる。ペガサスやレ・フィーエもコスト前払いなので実質0コス。この時点で十分コストダウンできてしまっているのである。
ゆえにクルトをコストダウンして恩恵を感じられるのは、今まで使ってきたコスト2の回復スペル(すなわち「僧侶の聖水」「愛の福音」)を持っている場合に限られるということだ。
したがって無理にクルトのコストを下げるよりは、レ・フィーエやメタリックファーザーといった大型フォロワーのコストを下げて早めに出すことを心掛けた方が、救済の強みを発揮できるということだ。まあ「ヤバい」って言ってる人は初めからそういう使い方を想定していたわけだが
クルトのコストを下げるのは十分な下準備ができてから。そこをうまく扱えれば、ペガサスを置かずに7ターン20点OTKを出せるだけのポテンシャルは持っているぞ。

そのことを身を持って体験した上で調整したデッキが上の画像である。
機械フォロワーを多めにするために、「アミュサーチなし型」と同様「マシンエンジェル」「聖獅子の結晶」を採用して序盤に備える。除去スペルも同じくらい減らす。
そしてクルトコストダウンの恩恵を感じられるように、聖水だけでなく福音も3積み
後は5ターン目にレ・フィーエ、6ターン目にファーザーを出す理想ムーブに期待して、レ・フィーエもファーザーも2積み
ここまで来ると「アミュサーチなし型」のようなアミュレットを入れることもできないほどデッキが圧迫するので、ペガサスサーチカードをプリプリではなく天球儀にしてある
確定サーチにするためには1枚しか入れられないが、1PPでサーチ&追加1ドローできるのは魅力。今回の場合サーチは1枚で十分ということにした。
…が、上記の理想ムーブができた場合、そもそもペガサスを置く暇がないという事態も起こりえる。ということでなんとペガサス自体を2枚に減らす。これが吉と出るか凶と出るか…?

このデッキにおいては、ミニゴブとオケアノスは「救済」不可能なフォロワーである、と覚えておこう。


☆各クラスとの相性
今まで同様、デッキ回し次第加筆予定。

・vsエルフ
アリアの制限解除、さらに「フォレスト・コア」の登場でリノエルフが再び暴れ出すことが予想されたが、守護対策を入れている関係上今まで通りのペースで飛んでくることが多いようだ。
後半ターンに守護を出すようにすれば生き残れる可能性が出てくるので意識して出そう。
「マシンランスエルフ」についても弱いフォロワーを残さなければOK。

・vsロイヤル
アーサーがナーフ解除。勝手に盤面ロックしてくれるありがたいフォロワーが攻撃力を下げて帰ってくることになるので、むしろこっちとしては好都合。実際見ない。
「白刃の剣舞」によって潜伏ロイヤルが復権。除去しながらバフしてくるので守護では対策にならないので注意。

・vsウィッチ
たった2コスでアミュレットも変身させてしまうカード「1,2,マジック!」が追加。
このスペルを使えばアミュレットを変身させた後除去スペルを打つことでスペルブーストができてしまうため、「フォロワーを置かずにペガサスだけ置くことでスペルブーストし辛くする」ムーブが弱くなってしまった。
実際は「ウィズダム・コア」など他にもスペブ手段があるため、よっぽどアミュレット主軸デッキが流行しない限り採用はなさそう。コスト+1だけでより弱く変身させる変異もあるしね
また、機械軸が意外と強い。実装前には「ウィッチの機械フォロワーが少ない」と言われていたのにもかかわらず、だ。
おそらく「マシンエンジェル」や「リペアモード」でガンガンスペブできるためであろう。盤面を固めつつスペブされるのでやや不利か。
「従来型」以外は「虹の輝き」の対象となるカードがだいぶ増えるので注意。それだけ1・2ターン目に動ける可能性が高まったという意味でもあるが

・vsドラゴン
ウロボロスナーフ解除。回復が追加されてもなんのこっちゃではあるが、ウロボロス自体の攻撃力が脅威なのでできれば復権してほしくないところ。
「ドラゴニック・コア」によりPPブーストがより加速してしまった。どうせアグロは無理なのでマリガンはキーカード集めに専念した方がよさそう。
アディショナル後は庭園ダゴンゼルというOTKコンボが登場。庭園を置かれたら次のターンはないと思え。

・vsネクロマンサー
グレモリー枚数制限解除。とはいえ元からギルメリーゼも入れられる状況だったので大差はないだろう。実際エンハンスなしでのドロー加速として使われることが多い。
新セレスそれ自体はリーダーへの火力は低く、進化されたら除去しづらいリーシェナみたいな感じなのだが、その後の「永遠の誓い」からの2コス以下フォロワー並べ→次ターンヘクターの流れが辛い。(もちろんケルベロスや死の祝福でも並べてくる)
フォロワーを並べられたら積極的に除去あるいは守護を展開すること。

・vsヴァンパイア
底がナーフ解除。ただしバフォメットはそのままなので当時ほど暴れることはないだろう。
「獄炎のデーモン」で一気に手札バフしてくるので、できればばらまかれたフォロワーは除去しておきたい。特にモノの「ファースト・ワン」を考えると、7ターン目以降のプロダクトマシーンは絶対残さないこと。

・vsビショップ
「黄金郷の獅子」のナーフ解除でニュートラルビショップの復権がウワサされていたが、今のところは見かけないもよう。
「欠落の聖女・リモニウム」でコストを下げてラピスやヘクターを早期に出す流れも危惧されているが、上記の「リモニウム採用型クルト」の部分を見ればわかるように、使いこなすのはなかなか難しいようだ。
結局今のところの主流は黄金都市型。まあ展開されたフォロワーを楽に除去できるし当然か。

・vsネメシス
今まででも強かったマキナが他クラスのナーフ解除に合わせてまさかの逆ナーフ。5ターン目には出てくるようになったので、アーティファクトネメシスがそれはそれはヤバいことになるだろう。
…と思いきや、そういう次元ではなかった。「機構の解放」後に1コストアーティファクトを並べることで、どんどんドローしながらフォロワーが横並びしていく地獄絵図に。
ただアーティファクト1体1体は強くないことが多くなったおかげで相打ちには持ち込めるので、相手がブン回りしなければ割と行けることがある。強いといってもネメシスはネメシスなのだ(うまくいけば強いけど使いこなすのが難しいという意味)。
耐えるだけならいいのだが、メイシアだけはどうしようもない。進化しなかったら無理してでも除去するぐらいの気持ちで。
このアーティファクト型が強すぎる影響でリーシェナとは出会いにくくなったか。人形の方はメイシアの強さもあってまだ出会いやすい。

・「天界の門」全般
こちらが低コストカードばかりなため、相手に出されても恩恵を受けづらい。
よって相手はデカいフォロワーを出せるのに、こちらが反撃する手段があまりなかったりする。
「天界の門」自体を出すことにより生まれるスキをそれほど生かせない点は「兵士の誓い」で痛いほど理解していることだろう。
ターンを重ねるほど不利になっていくので、できれば早めに決着をつけたいところ。


☆まとめ
・新カードは回復要素満載!さらにクルトのコストを下げることも!
・回復のインフレでペガサスサーチの必要性に議論の余地あり?序盤に強い新デッキ誕生!
・ナーフ解除ラッシュでアンリミはさらに魔境に!?

「蒼空の騎士」ぶりの革命が起こるか!?今弾は考察が捗りそうだ!