まひなおしのみ 〜Pinoのきままな雑記帳〜

「クルトOTKのススメ。」移転先です。その他転鳴エルヴィ配布所などなど

『クルト特化ビショップ』ヒロシャド編【シャドウバース】

『クルト特化ビショップ』の概要については最初の記事参照。学ベルコンボ型デッキの回し方については第28弾記事参照。
ここでは第32弾パック「ヒーローズ・オブ・シャドウバース」の追加で変化したクルト環境について語る。

☆クルト特化ビショップ向け追加カード
今弾でカードパック追加は一区切りとなり、ローテーションの幕が下りることとなった。
(『一区切り』という言い方はなんかの間違いがあったらカードパック追加もありえるかもって意味だろうか)
前弾同様リサージェントカードがある都合上、アンリミ目線での追加カードは少ない…というか各クラス1枚ずつしかないニュートラル含めて2枚)。

 

コンコルディア(レジェンド)
5/1/1守護。
(このフォロワーが場にいる時に)相手がフォロワーをプレイすると、1回だけ自リーダーを2回復してくれる。
パズルでもご存じのとおり相手ターンでもクルトの効果は発動するので、相手がこちらを除去しようとフォロワーを出すと最後の一押しができてしまうのだ!
…言うまでもないがスペルやアミュレットでの除去には無力だし、フォロワーを出されたとしてもファンファーレが発動してからこちらが動くため、ファンファーレ効果で除去されてしまっては意味がない。「プレイすると」なため直接召喚をトリガーにすることもできない、と。出る時代が違かったらワンチャンあったかもな、という感じ。

じゃあ使い物にならないかというと、本命はそちらではない。このカードには直接召喚能力があり、自分がそのターンEPを消費し、それによってEPが0になってないなら、ターン終了時に1体出てくるのだ。つまり0コスで出せるビショップフォロワーということ。
自分の場に空きを作り、かつファンファーレ回復を持たない分を他カードで補う必要もあるが、聖遺物クルトにとっての新しい弾候補となる。直接召喚前提なので素引きすると弱いが、一考の余地はあるだろう。

 

☆その他もしかしたら使えるかもしれない追加カード
・因果に抗う者・エレナ(レジェンド)
クラスカードを差し出すと各クラスの主人公に変換してくれる1/1/1のフォロワー。
例えばビショップカードならイリスになる。クルトでお世話になることはなさそうかな。
さらに、違うクラスのカードを手札に加えるカードと合わせると、それに合わせたカードを無理やり手に入れることもできる。例えば、「オウルキャットガール」から入手できる金オウルキャットでユリアスを入手可…これもクルトには役立たなさそう。
一応価値がありそうなのはローウェンぐらいだが、ドラゴンカード入手には財宝の地図ぐらいしかないかな…そこまでして手に入れたいほどでもないし。
とはいえ今弾の目玉カードであることは確か。様々なロマンデッキを生み出してくれることを期待しよう。


☆英雄環境でのデッキ案

・聖遺物型

コンコルディアは入れるならピン推奨…と思っていたのだが、意外と素引きしたせいで直接召喚できず敗北というケースが発生したので2積みに。なにげに本体出しでもダメージカットのおかげで延命が狙えるなど恩恵がそこそこあったりする。
そして、2ターン目には融合してもよいような札が少ないので調達は1枚まで減らし、代わりに翼人1枚復活。クルトさえ引ければなんとかなる場面も増えたということでシトリンもピン差し。まあここら辺は使う人の匙加減次第ということで。

今までは5ターン目聖遺物1クルト2の組み合わせではまともなリーサル手段に欠けた(クルトが2枚引けていても聖遺物1クルト1の時のプランで動く必要があった)のだが、コンコルディアの追加によってクルト+クルト+(ラビヒラorウィル)+ルナプリ+コンコル直接召喚で22点OTKが狙えるようになった。これでも要求値は高いが(ルナプリを反転で代用不可等)、コンコルがくっつかなかった今までに比べればまともなリーサル手段となる。他にも「コンコル直接召喚による最後の一押し」のおかげでリーサルが取れる確率が上がっており、パッと見地味だが使うと確実に強化を実感できるカードとなっているぞ。


・黄金都市試験場型

さすがにこの追加カードでは変更点無し。後は環境に応じて除去カードを取捨選択していこう。


☆タイムスリップローテーションによる影響について
ローテーションが終了する2024年7月からは『タイムスリップローテーション』(以下TSL)がスタートする。一見アンリミとは関係なさそうだが、実は大きな影響がある。
(以下公式サイトより引用)
毎月指定された期間のローテーションのカードプールとベーシックカードのみ使用可能です。
※指定された区分のカードパックのカードは一部のカードを除き、当時のローテーションと同じ能力になります。
※アンリミテッドにおいても、タイムスリップローテーションに合わせて変更された能力になります。
(引用終わり)
つまりTSLの開催時期によってはアンリミの一部カードが実質ナーフとなる期間が存在するというわけだ。
「一部のカードを除き」とあるが、これは不具合が発生するから能力変更されたカード群(「鏡の世界」等)のことを指していると思われるので、基本的にはアンリミの評価関係なく能力変更されると思っていいだろう。
能力変更全カードについてはアンリミガチ勢に任せるとして、ここではクルトデッキに影響ありそうなカードのみピックアップして紹介。

・グランスエンジェル
24-20(天象・十禍闘争・災禍・リナクロ・ウェルサ)

28-24(学園・八獄・竜剣・極点・天象)
1/1/1から2/2/2に。クルトデッキには入れづらくなる。
直接召喚を駆使するヴァンプがイキイキとすると思われるので、この時期にクルトを使うのは辛そう。一応黄金都市を止められ辛くはなるが…。

・黄金都市
14-10(森羅・リバグロ・鋼鉄・次元・十禍絶傑)
ローテ落ち直前に逃げきれずにナーフされたため、この時期のみが対象。
直接召喚4コス、素出し3コスとなるため実質使用禁止に。有翼は引かなきゃいけないわサーチ濁るわで実用性に欠けるため非推奨。

・ミニゴブリンメイジ
7-3(時空・星神・ワンドリ・騒乱・バハムート)
第3弾のカードのため、ローテが始まった最初の弾のみ対象。
1コス以下のカードもサーチしてしまうように。まあ今はシトリンがいるし影響ないでしょ。

・結盟の咎人・エルラーデ
27-23(八獄・竜剣・極点・天象・十禍闘争)
アクセラが追加されたのは28弾に入ってから。つまりこの条件下に限ってはアクセラが使えない残念カードになってしまう。
(これをわざわざ入れてるということはシトリン入りだと思われるので)エルラーデナーフ時は道標の力を借りることとなる。

・誓約の幹部
初登場弾中にアッパーされたため対象無し。
幹部の方はアディショナルでアッパーされたため残念なことにはならない。

・ジュエルシュライン
初登場弾中にアッパーされたため対象無し。
うっかり弾をまたいでいたら1ドローとしてしか使ってないクルトデッキには採用できないところだった。

・オーキッドの試験場
初登場弾中にアッパーされたため対象無し。
3コスで変化にナーフされてくれれば試験場クルトに限ってはありがたかったのだがしょうがまい。


☆各クラスの動き

・vsエルフ
エレナの登場により、いらないエルフカードをアリサに変換することが可能。このアリサ、今弾で1コスにアッパーされているため、1コスフォロワーの確保がやりやすくなるのだ。ただしアリサを3プレイ以降に出すとアミュレットを場に出してしまうため、オベロン型以外で使う場合にはひと工夫が必要となる。マイナーデッキではあるが、セッカカステルデッキにとっては純粋に強化と言っていいだろう。

TSLの影響は先述のグランスエンジェルに加え覚悟などに影響が出そう。
特に26-22弾開催時にはガルエルのナーフが解除されるため、ホズミ使いにとって注目の時期となる。

・vsロイヤル
TSLの影響はズバリ兵団長やシュヴァリエがアッパー前になるかどうか。それ以外はあまり影響なさそう。

・vsウィッチ
TSLの影響は秘術に影響が出るかも?オリゴのアクセラが1コスになったりして。
超越はローテの範囲外なのでナーフ前に戻ることはなさそう…ないよね?

・vsドラゴン
TSLの影響をもろに受けそうなのが武装ドラゴン。ハンドラ・ドラグニル・レバテンはもちろん新ドラスネに加え、離れた弾にレジーバイロンまでいるので何かしらの被害を受けそうな予感。アンリミ武装で満足に戦えるのは今弾までかもしれない…!?

・vsネクロマンサー
TSLの影響はありそうであまりない。大佐がナーフ前に戻る時期があったっけなって感じ。

・vsヴァンパイア
TSLの影響は地味にそこそこ。グラエンナーフやったぜとなる時期もあれば、ヴァーナレクやカティアがアッパー前になる時期もある。

・vsビショップ
TSLの影響は大体前述のとおり。クルトに関係ない範囲ではヤテラントゥやパニスナ辺りか。

・vsネメシス
なんと今でも強いあのユアンがまさかのアッパー。1コスで出せるようになった上にエレナで増やすことまでできてしまう。夢のユアン5連打も現実味を帯びてしまった。
ロマンデッキとしては数あるロイヤルカード追加系を駆使してエリカをネメシスで使うというもの。当たり先があれば人形で、当たり先がなくても時間があれば加速装置犬で強くなっていくエリカの活躍にご期待ください!

地味にTSLの影響が少ないのがネメシス。カシムローザも加速装置も枚数制限だからね。せいぜいジェネシスがナーフ前になったり、エターナルドグマから回復が消える程度。


☆まとめ

・アンリミ目線ではアディショナル以下のカード追加数でしたとさ
コンコルディアは聖遺物強化になるか?
・TSLの影響で今後もアンリミ環境が揺れ動く!?

ということで、このブログの更新もこれにて一区切り。
ビヨンドにクルトが実装されることを祈りつつ、今は旧シャドバを堪能しよう!