まひなおしのみ 〜Pinoのきままな雑記帳〜

「クルトOTKのススメ。」移転先です。その他転鳴エルヴィ配布所などなど

『クルト特化ビショップ』森羅編【シャドウバース】

『クルト特化ビショップ』の概要については最初の記事参照。
ここでは第14弾パック「森羅咆哮」の追加で変化したクルト環境について語る。


☆クルト特化ビショップ向け追加カード
前弾でエイラビショップが大暴れしたため、回復カード自体も控えめになった今弾。
しかしそんな中強力なカードが追加された。

・シヴァ
クルトOTKビショップにとって2枚目の必須級レジェンドカード…と思われる。
レ・フィーエ同様6PPで、自分のターン終了時に効果を得られるリーダー付与効果をもらえるのだが、
その内容が「6、9、12ターン目なら、自分のリーダーを2回復。7、10、13ターン目なら、自分のフォロワーすべてを+1/+0する。8、11、14ターン目なら、相手のリーダーに4ダメージ」(原文ママ)となっている。
リーダー回復ならクルトの効果が働き、リーダーダメージはクルト2人を1回回復させるのと同じダメージ量。つまりクルトOTKにとっては実質レ・フィーエといえる。
この効果自体は重複しないが、それ以外のリーダー付与効果との共有は可能。つまりレ・フィーエとの重ね掛けが可能というわけだ。
2枚入れてもダブった時に効果が発動しないのがレ・フィーエの悩みのタネだったが、シヴァの追加でそれが解決された形となる。
おまけにこいつも守護を持ってる上にスタッツはレ・フィーエを+1/+1したもの。もはやレ・フィーエが2枚目のシヴァである。
7、10、13ターン目の効果はクルトと無関係な点は注意。+1/+0じゃなくて+0/+1なら都合がよかったが…まあニュートラルカードにそれを求めるのはさすがに贅沢というものだろう。
また15ターン目以降は効果を発動しなくなる。そこまで長期戦になることはまずないが、頭の片隅には入れておこう。

 


・覇食帝の調理
3PP5ダメスペル。味方に撃つことを考慮しないなら「飢餓の輝き」の上位互換。
ついでに条件を満たせば1PP2ダメスペルも付いてくる。除去スペル重視のデッキなら有力候補。

☆自然ナテラ型向け追加カード
・エクセスプリースト
アミュレット版アクセラレートといえる新キーワード能力「結晶」を持つ。
その内容は2PPで次ターンランダムな相手のフォロワー1体を消滅させるというもの。「禁じられし儀式」と違ってこちらは単体にしか効果がないが、1コス安いというだけで話は大きく変わる。
「漆黒の法典」と比較すると、即効性がなく相手が選べない代わりに、体力に制限がなく相手がいなくても撃つことができる。つまり「相手に圧力をかけつつ手札を開ける」という、このデッキの「2コストフォロワー」と同等の役割が期待できる。
結晶発動しないPPも6と、聖獅子の結晶エンハンスよりも条件を満たしづらいのもいい。聖獅子エンハンスと違い素で出しても手札を減らせるのもポイント。
ちなみに素で出しても結晶時と同じでラストワードでランダムな相手のフォロワー1体を消滅させる。スタッツも5/5と無視しづらいが除去もためらわれる厄介なフォロワーとなるはずだ。
とはいえ、除去するだけなら「詠唱:異端審問」と同じ。破壊ではなく消滅になることと、6PPのフォロワーとしても出せることが大きなメリットにならないなら、わざわざ採用するほどでもないだろう。
ペガサスサーチ時代にあればサーチを濁らせないということでも重宝しただろうが…。
と、ここまでは今までのクルトOTKに入れる場合の話。
黄金都市が採用圏内になったことで、主にそちらの方で活躍することだろう。

・荒野の休息
ジャスティス・マナ
前者は2PPでリーダー回復、後者は10ターン目以降なら1PPで全体回復しつつ1PP回復。
どちらもナテラの大樹を手札に加えるカードなので、複数枚使えばドローソースにもなる。

・ワンダーコック
異なる種類の自然カードを2枚引いてくる。強力な分スタッツは1/2と純心レベル。
引いてくるカードはOTKコンボ自体にはあまり貢献しないが、ナテラの大樹の力でドローを加速できる。
ガンガン手札を使う黄金ナテラ型では手札溢れを気にする必要性が薄いため、デッキ圧縮に大きく貢献してくれる有能なカード。


☆森羅環境でのデッキ案(クルト確定サーチ型)

筆者はこのタイプしかうまく扱えないようなので、「アミュサーチなし型」のみの紹介となる。
(追記:このデッキ案は「この弾で使っていた最終案」として今弾終了後に次弾記事のデッキ初期案として載せていたものです。次弾でより環境に合った案ができたため次弾記事を更新するとともに移設しました)
「僧侶の聖水」を1枚減らして「シヴァ」1枚追加。2PPでは回復として使うにはコストが重くなってきたため犠牲にし、代わりに6PPで出せるキーカードを2枚体制にした。
初期案では試しに「聖獅子の結晶」を「エクセスプリースト」に変更していたが、最終的には元に戻すことに。この弾の時点ではフォロワーを並べた方が強かった。
また、実は前弾を使っている時点で「熾天使の剣」を「エンジェルシュート」に置き換えていたりする。しかし「荒野の案内人」を始めとするラストワード持ちが多かったことで「漆黒の法典」は採用。代わりに置くタイミングがなかった「ペガサスの結晶像」がついにリストラとなった。


☆参考:黄金ナテラ型
※このデッキ案は黄金都市ナーフ前に考案したものです。
ナーフ前でさえ怪しかったので、現状ではまずうまく回りません…が、一応残しておきます


「せっかく自然カードが追加されたし、クルトOTKでも扱えないかなー」と冗談半分で組んでみたら、想像以上にうまくいったので紹介。
除去は「黄金都市」利用の異端愚神エクセスで、ドローは自然カードで加速させる。都市とナテラで場が2つも埋まってしまうが、この枷が逆に黄金の鐘をドローソースとして使う決意に繋がる。もちろんペガサスを置くスペースもなくなるのでこのデッキでは不採用。
ドロー加速でクルトを十分引けるということで、思い切ってミニゴブ確定サーチではなくしている。祈り手でリペアモードをより多く稼げれば、ペガサスなしでもOTKが決められるほどの枚数を集めやすくなることだろう。
他に自然カードがないため、ワンダーコックはジャスティス・マナと荒野の休息を1枚ずつ確定で引いてくる。デッキ圧縮しつつ、自然カードでさらにドローを加速させよう。
「場が狭いのでシヴァレフィの力を是非借りたい」とレ・フィーエを2枚入れてはいるが、ファーザーを出せた方が8ターン目20点OTKを狙いやすかったりする。このデッキレシピはあくまで初期案なので、各々の判断でカード調節をするとよい。


☆このデッキの立ち回り方・改々
ホントは前々弾の時点でやっておくべきだったが、遅ればせながら3度目の改定。

・マリガン
(ここから初代から続く伝統の前書き)
一般的なクルトビショップ(「特化」含む)では、「クルトは後から引いてくればいいのでマリガンでは流す」のがセオリー。そもそも終盤使うカードはマリガンで流して序盤に使うカードを引いてくるのはクルトに限らずシャドバの基本である。
…が、このデッキではそんな悠長なことは言ってられないので、マリガンではキーカードを残し除去カードは積極的に流そう。でないと8ターン目に間に合う確率がガクッと落ちてしまう。
当然アグロには九分九厘負けてしまうが、元々勝算の薄いアグロに立ち向かうよりも勝率の高いコントロールデッキであることを祈ってコンボ成功率を高めた方が勝利をつかみやすい、というわけだ。
シャドバがそういうゲームなんだもの、仕方ないよね。
(ここまで再掲、以下新規文章)

【優先度】
☆銀クルト・ミニゴブ・フィーナ
前書きで書いたように、序盤の動きはあまり気にせずクルト系のカードは2枚キープ。3枚目はさすがに流してよい。それぐらいクルトが2枚引けなかった時の悔しさは半端ないのである。
とはいえ、ドローカードが充実した今日ではクルトが引けなくてもある程度のキーカードをキープする余裕は出てきた…と思う。
「それでもクルトが引けない!」という人は、クルト系が引けなかったら他キーカードも全部流すぐらいの気持ちで。

☆黄金の鐘・鉄腕の修道女・機械腕の祈り手
強力な回復札なのでクルトがなくてもキープ。
2枚目以降はさすがにクルト引きを優先した方がいいか。ただし祈り手はクルトサーチを妨げるので2枚目でもキープ推奨。

☆封じられた法典
デッキ圧縮のために1枚キープして1ターン目に出す。
ただし相手がウィッチでこちらが後攻の場合、虹の輝き警戒で流すのはあり。

☆ペガサス・聖水・オケアノス・マナ・休息・ワンコ
前3つは昔状況によってはキープしていたが、今となっては必ず流すカード。
できれば先述のカードを引いてきた方が強いため。
後ろ3つは自然カード。ナテラを複数回置ければドロー加速できるが、キープするほどではないか。

☆レ・フィーエ・シヴァ・メタリックファーザー
6ターン目(ファーザーは7ターン目)までに引ければいいので基本的には流す。
クルト系2枚キープができているならキープしてもいいかもだが、序盤向け札を持っていた方が安定するだろう。

☆聖獅子・マシンエンジェル・異端審問・エクセスプリースト
2PP枠。基本的には流して、引いてきたら使う感じ。
「いやいや序盤はおろそかにはできないでしょ」というタイプの人は1枚キープという感じで。

☆後攻時
手札溢れを防ぐため、こちらが後攻ならクルトが足りなくても指輪1枚キープ。先攻なら流してよい。
相手フォロワーを一掃する必要があるなら金クルトキープ。進化権の都合上こちらも後攻限定。

上記以外のカード(テミスなど)は基本的に流す。

【1ターン目】
やれることがないのでターン終了を連打して相手の思考時間を少しでも減らそう…というのは昔の話。今は1PPカードがある。
「封じられし法典」最優先。指輪はキーカード以外を流す。さすがにクルトが引けてなくてもキーカードを流すほどではない。
黄金の鐘はあくまで回復用カードなのでここで出してはいけない。さすがに3枚鐘が揃ってるみたいな緊急事態なら出してもいいが、手札溢れに注意。
自然カードを入れている場合は、どうせ場が狭くなるので迷わず出してよい。ジャスティス・マナも温存せず使ってしまおう。

【2ターン目】
聖獅子orマシエンorエクセスを使い相手の展開に横槍を入れる。ウィッチ相手だと虹の輝きで戻される可能性があるがそれでも出しておこう。
僧侶の聖水も今となっては回復パーツとして扱いづらいので1ドローに使ってしまっていいだろう。
キーカードが全然引けてない場合は、次ターンに何もできないこと覚悟で「忌むべき教示」を出してもよい。
一般的なクルトは回復できない2ターン目にも平気で出てくるが、このデッキでは禁じ手
この時点でクルトが既に3枚あるとかいう非常事態でもない限り、ほぼ唯一のリーサル手段をこんなところで浪費できない。
クルト確定サーチ型でない場合、ここで機械腕の祈り手を出せるのが理想。

【3ターン目】
鉄腕の修道女最優先。既にクルトを持っている場合でも、ミニゴブは修道女を持ってない場合に出した方がよい。
というのも、ここで出しておかないと意外とファーザーが出せるようになるまでに修道女を出しておく余裕が少ないからである。
リペアモードを先に手にしておいて、後からゆっくりとクルトサーチしていこう。
他に出せるカードがなくクルトも引いていない場合、そこでミニゴブを出すかどうかはプレイングスタイル次第。先にミニゴブを出すと2枚目以降を引く確率が下がってしまうが、そもそも3PP使う余裕が後のターンにあるかという問題もある。

【4ターン目】
5ターン目に2+3PPのムーブができる余地を残すためにも、持っていればオケアノス優先。
チョイスするカードはもちろん慈愛の雫。慈悲無き激流はこの段階では選ばなくてよい。
封じられた法典がある今は3+1PPのムーブもしやすい。場合によっては2+2PPでお茶濁し。
後攻なら金クルトで相手のフォロワーを除去することも検討。
基本的に進化権は相手のフォロワー除去に使うが、相手のフォロワーがいない場合でも進化させて相手の除去を困難にさせるのも常套手段。
このデッキで相手リーダーを削る必要はほとんどないが、余裕があればあえて削って相手の気をそらそう。超越ウィッチ相手ならこのダメージがリーサルを早めることにも繋がる。

【5ターン目】
できればフィーナはここで出しておきたい。もちろんクルトが3枚揃っているなら出さなくていいが。
フィーナがいなければ2+3or4+1PPの動きで。
ペガサスの重要度は下がっているので、他にやることがないならここで1枚出してしまってもよい。もちろんこの時点でペガサスをリーサルプランに入れているなら温存すべきかどうか考えて使うこと。

【6ターン目】
シヴァ≧レ・フィーエ>>ペガサス。効果的にリーダー回復量の多いシヴァを先に出した方がいいだろう。
フィーナが必要でない限りは進化権を惜しみなく使い相手に除去以外の行動をさせないようにしよう。
シヴァレフィを引いてない代わりにペガサスがあるならここでペガサスを1枚出す。そして残りのPPでペガサス以外のカードを使ってサーチor盤面維持。一応2枚出せるが、間に合わなかったときのことを考えると1枚にした方が無難。
どうしようもなさそうならテミスで1ターン遅延を狙う。

【7ターン目】
メタリックファーザーのターン。おそらく進化権を使い果たしているはずなので、できれば彼に頼りたい。
いなければ4+3、3+3+1PPなどの流れで。黄金の鐘を出すスペースを残すのを忘れずに。
2PPフォロワーの削り状況によっては、このターンで決められることもある。シヴァ効果がクルト無関係になっているターンでもあるので、リーサルかどうか判断を誤らないように。

【8ターン目】
ペガサスを5ターン目に出した場合、このターンがカウントダウン1となる。
順調に行けばここでコンボを決めて勝利。
キーカードが足りてなければここで引く努力をしつつ自リーダーを守ろう。

【9ターン目】
ペガサスを6ターン目に出した場合、このターンがカウントダウン1となる。
ここまで来ると僧侶の聖水も回復パーツとして使いやすくなる。

【10ターン目】
ペガサスを7ターン目に出した場合、10ターン目がカウントダウン1となる。
シヴァの効果がクルトコンボと関係ない効果になるので注意。
ジャスティス・マナが残っていればこのターン以降0コス回復カードになる。


☆各クラスとの相性
下記を見る限り「どのクラスにも勝てねーじゃねーか!」と思うかもしれないが、現状では案外勝てていたりする。
流行のビショップとデッキタイプが違うことで相手のマリガンを失敗させているのだろうか?

・vsエルフ
フェアリーをガンガン手札に貯めこみ条件を満たせばフェアリーに+1/+1と疾走を付与できるまろうじんアマツが登場。彼を主軸に置いたアマツエルフは確定サーチに特化すればリノ並の速攻も狙え、特化せずとも「妖精の調べ」を主軸に置いた従来のアグロエルフに取り込めるなど、クルトOTKにとってはかなり辛い相手となる。
対空射撃再録でローテでもリノが暴れ始めたこともあり、リノにとって代わる形でアマツエルフが使われている形になるだろうか。
さらに自然エルフもフォロワー展開力がすさまじく、相手のデッキの回し方が上手くない状況でもないと勝機は薄いだろう。

・vsロイヤル
白黒とロイヤルナイトのナーフ解除。ナーフ前のようにエンハンスまで白黒温存してくれると追い風かなあ…そもそも使われるかという問題もあるが。
自然ロイヤルは守護・疾走・バフをいとも簡単にやってのける強力なカードが揃っており、できれば相手にしたくないところ。とはいえ従来のアグロロイヤルよりはまだ戦える方か。

・vsウィッチ
もっぱらスペブ疾走ウィッチが大多数を占める。「カオスウィザード」による更なるドロー安定化が追い風となっているようだ。
自然ウィッチはナテラをたくさんプレイしてライリーを走らせるのが目標となるか。
7枚以上プレイのハードルの高さにもよるが、序盤はドローに専念するだろうことが予想できるので、その隙にサーチカードを出しておきたいものだ。

アディショナルカードによる新機軸「魔道具専門店」ウィッチは、カモであると同時に天敵でもある。
というのも、魔道具を置ける7ターン目までは相手の動きが鈍いため悠々とサーチカードを置いていけるが、ひとたび魔道具を置かれたらこちらのフォロワーが少ない関係上直で自リーダーの体力を削られることとなるためだ…とはいえ多少フォロワーがいても関係ないほどぶん回ることも多いのだが。
「エンジェルシュート」が対策になると思いきや8ターン目に魔道具を置いてから起動してもかなりのダメージを出せたり、なんなら7ターン目に魔道具を置いてすぐ0コストカードを悪用してコンボ発動するパターンもあり得るため、基本的には相手が事故ることを祈ってせっせとパーツを集めた方が勝ちやすいと思われる。

・vsドラゴン
フォルテ枚数制限解除。ただ疾走するだけのやつが戻ったところで復権といえるのだろうか
自然ドラゴンはフォロワー展開もそこそこにPPブーストとドロー加速をしっかり行ったうえで、相手の体力をじわじわ削るヴァイディの効果が厄介な恐ろしいデッキ…だが、現状では守護が少ないせいか他のデッキの猛攻に耐えるのが難しいらしく、前評判からは信じられないほど鳴りを潜めているようだ。その後アディショナルで若干強化されたので数を増やしたか。

・vsネクロマンサー
グレモリーナーフ解除によりヘクターの悪夢がよみがえる…。全体除去ができなくともせめて6・7ターン目に守護持ちぐらいは出したいところ。
自然ネクロ…というよりはアンリミでは骸の王デッキに自然カードが組み込まれている感じ。トートという新たなフィニッシャーを引っ提げて安定感の増した骸ネクロに、もはやなすすべもない。ローテ寄りの純正自然ネクロであれば、遅めのテンポなのでコンボを決めやすいのだが…。

・vsヴァンパイア
自然ヴァンパイアは自然デッキというよりはコントロールデッキといった方がしっくりきそう。
他の自然デッキのような派手な自然シナジーのあるカードは少なく、従来の強力なカードと陰ながら盤面を支えるいぶし銀な自然カード群で勝機をうかがう、といったイメージ。
コントロールならクルトOTKを狙いやすいかというとそうでもなく、むしろそういうデッキの使い手は上手い人が多いので隙が少なくなりがち。
それ以外はまあ従来通り。アザゼル等で体力が減ったところにすかさずコンボを決められるかがカギとなるだろう。

アディショナルカードの影響で自傷ヴァンプが数を増やしたのは向かい風だが、どのみち不利なのであまり気にしなくてもよい(?)

・vsビショップ
自然ビショップはナテラでドロー加速しつつ、優秀な除去カードと低コスト疾走カードで翻弄してくる。
でっかい守護を置いたところであっさり除去されるのがオチ。ぶん回られる前にコンボを決めるしかないだろう…とか言う前に、黄金都市からの疾走札連打でやられるんですけどね。
正直エイラビショップの方が疾走してこないだけマシまである。辛い相手であることには変わらないのだが。

その後黄金都市がナーフ。「アンリミはナーフの必要なし」と言っておきながらローテのためのナーフでアンリミ側の方がより影響受けてるのはどうなんですかね…
当然黄金都市デッキはほとんど見かけなくなった。疾走ビショップが数を減らしたのは追い風。代わりに伸びてきたのが社ビショップというのもクルトOTK的には戦いやすいといえるか。
また、黄金都市が熾天使の剣で壊せなくなったので、ラストワード対策のためにも漆黒の法典の方を採用したいところである。
ただしナーフ後でも「黄金都市採用型セラフビショップ」はクルトOTKに対してほぼ影響がなかったりする。

・vsネメシス
自然ネメシスと言えるようなデッキは少なく、基本的には今まで通り。
「暗雲の巫女・エネス」はフォロワーから攻撃されない能力を持つので注意。

10月末にシオンが逆ナーフを受けた。アクセラレートが3コスになったことで「横並べしてバフをかける」というムーブが簡単に。また8コスで素置き出来るようになった点もクルトOTKとしては辛い(場にいる間クルトダメージ半減な上に破壊耐性付きでテミスが効かない)。
今まで全くといっていいほど見かけなかったカードだが、これでそれなりに見かけるようになってしまった。


☆まとめ
・シヴァ登場!レ・フィーエに続くクルトOTKにとってありがたい効果持ちレジェンド!
・エクセスプリーストのおかげで黄金都市にまさかの入居…できませんでした
・自然シナジーは全く新しいデッキ構成が多い!インフレについていけるか!?

前弾エイラビショップの大暴れでクルトナーフの声も挙がり始めた。(新だけでなく初代の方もである)
正直どんなナーフを食らってもOTKデッキにとってはコンセプト崩壊の可能性が高いため、今弾以降は「ナーフされない程度にひっそりと」活躍することを祈っている。