まひなおしのみ 〜Pinoのきままな雑記帳〜

「クルトOTKのススメ。」移転先です。その他転鳴エルヴィ配布所などなど

修学旅行二日目

そんな心境*1の中、朝を迎え…ってまだ真っ暗じゃないですか!(ぁ
これで6時なんて、沖縄の日の出は遅いなあ…と、カーテンを開けると外は雨だった。
天気予報によると、沖縄以外全て晴れorz もうっ、昨日の行いが悪いからだよっ!^^;


そんなわけで朝食をとってホテルに別れを告げる。今日からは別のホテルに泊まるのだ。
最初の移動のとき、バスガイドさんが「ゆいまーる」という言葉を教えてくれた。
ゆいまーるとは「助け合い」、といった意味。沖縄の人はゆいまーるの心で生きているようだ。
そして平和祈念資料館を見学…するのだが。
館内で展示物を見ていたら、誰かにドンッと背中を押されたのだ。しかも2回も。
後ろを振り返っても、知っている人は誰一人いない。制服を着ている辺り絶対同じ学校の人ではない。
全く、確かに通路は狭かったけど、人が平和について考えているのに邪魔するとはなんてやつ。
そのときもっと悲しくなった。平和を求める人はこんなにも少ないのか、と。
こういう人がいる学校なんてここに来るな!とか言いたい。ネッ友だったらもっとがっかり。
もうその怒りで他の展示物を見る気もしなくなってしまった。プンプン。


そんなわけで怒りを覚えつつガマへ向かう。
ガマというのは…簡単に言うと防空壕。実際には他にも意味はあるけど。
人の手で整備された鍾乳洞を、戦時に利用していたんだとか。
といっても前日とは勝手が違う。
他のクラスの入るガマよりかは整備されているものの、それでも形を残すためほとんどがそのままだった。
もう懐中電灯をつけていないと前が見えないくらい。こんな中で負傷者の呻き声が響いていたのかと思うとゾッとする。
ガイドのおじさんはやはり真剣。ガマの中で起こったことを事細かに教えてくれた。
話によると、戦後40年間はあまりにも辛くて、戦争の話をするのを拒んでいたんだとか。そりゃそうだよな。
でも、このままだと風化してしまう。それに気づいて、未来の人々に伝えるために皆が立ち上がったんだとか。
そして最後におじさんが言ったこと。
「世のため人のために平和を作るのではない。自分のために平和を作るのだ」と。
これは決して「ガッハッハ!我輩さえよければ他はどうなってもかまわないのだ!*2」ということではなく、
「自分と同じ考えを持つ人と手を取り合い、ともに助け合って生きていく」、ということなのだ。
なるほど、そういう考え方もあるんだな。そこで「ゆいまーる」の心、というわけね。


…でも、それでもボクは目覚めなかった。
そういえば最近感動したのは音楽を聞いたときぐらいだったな。*3
もうボクのココロはこんなにも風化していたのか。がっかりだよ!*4
このままボクらは戦争を止められずに、またあの悲惨なことを繰り返してしまうのだろうか。
それとも、繰り返す前に人類は滅んでしまうのか・・・。
もしそうなら、ボクは自分の音楽でできるだけ多くの人にボクのココロを伝えたい。
ボクはココロの底で感動できなくても、ボクのこの表面の思いをココロの奥底で考えてくれる、そういう人に会いたいんだ。
だからといって作曲を本業にするつもりはない。そんなお金を取りたいわけでもないし。趣味として続けていくよ。


そんなわけで最後に沖縄の海を見る。おきなわの うみって すげーっ!
本当にすごい。空が曇っていてもこんなにも綺麗だなんて!シンジラレナ〜イ♪
そうそう、そこでアダンさんに会いました。本物ですよ!*5
そして夕食。旅行中3回目のハンバーグだ(笑) 旅行中では一番美味しかった。
ついでにコーヒーも飲んでみる。…う、砂糖一袋入れたのに凄いニガイ…。
やっぱりボクに大人の味は早すぎるか。アスパラガスは食べられるようになったけどね。
そして後は寝るだけ。今日こそ寝かせてくれよ。


・・・みんな元気いっぱいだ!orz

*1:一日目参照

*2:byクッパ

*3:○ルセ○ション…。
いつ聞いても戦争で妖精が殺されていく曲にしか聞こえない

*4:byやっくん

*5:=植物