まひなおしのみ 〜Pinoのきままな雑記帳〜

「クルトOTKのススメ。」移転先です。その他転鳴エルヴィ配布所などなど

アンリミクロスオーバークルトOTK構想【シャドウバース】

3/1より、期間限定新フォーマット「クロスオーバー」が開催。なんと2つのクラスのカードを同時に使えるという夢のフォーマットがいよいよ登場するのである。今のところローテーション基準でのみの開催とはなるが、好評であればアンリミ基準での開催も考えられるため、今のうち(第23弾時点)に考察しておくのも面白いだろうということでこの記事を書くこととする。
一応断っておくが、筆者は(クルトOTKをクルト実装時から使っているとはいえ)グラマスに行く気のないただのエンジョイ勢であるため、この記事は「たいした実力もないくせに実際に使えるわけでもないデッキを妄想するだけの記事」となっていることをご了承願いたい。まあアンリミクロスオーバーが実装された暁には、この案を見た実力者が最適化されたデッキを作ってくれることだろう。


☆クロスオーバーデッキ作成ルールについておさらい

・メインとサブで2つのクラスを選択する

・経験値はメインクラスのみに入る。つまりリーダースキンはメイン準拠

・マリガン時及び対戦時の相手UIにてサブに何を選んでいるか確認可能

 

・デッキ枚数は他の構築デッキ同様40枚

・メインクラスは最低24枚、サブクラスは最低9枚デッキに入れなければならない

・残りの7枚は自由枠。メイン・サブ・ニュートラルクラスのカードの中から自由に選択できる

 

・実装開始時点での1枚制限カードは「竜の託宣」「クロノウィッチ」。今後環境次第で制限及び禁止の改定をするかもとのこと

(とはいえアンリミ基準だと事情が異なるので制限禁止もまた別になりそう。特に「クロノウィッチ」はアンリミだと制限解除されてもおかしくない)

 

大事になるのは、メインとサブにカード枚数の下限が設けられていること。「通常アンリミのデッキに数枚別クラスのカードを入れるだけ」みたいなことを避けるための処置ではあるが、どうあがいてもニュートラルカードは7枚までしか入れられないという点は覚えておいて損はない。


☆クラス別クルトOTKデッキ案

せっかくのクロスオーバー、どうせなら全スキンでお気に入りのカードを使いたいと思うのがエンジョイ勢の性というもの。ということでこの記事ではサブをビショップにしたデッキ案をメインに考えたい。

 

☆エルフ×ビショップクルトOTK

回復カードがないわけではないが、クルトOTKとの相性はそこまでよくない。バウンスを生かしやすいデッキってわけでもないしね。

・「プライマルギガント」は1コス4回復のアクセラ。回復量としてはセトなどの上位互換だし、メイン枚数を埋められるカードなので是非3積みしたいところ。

カーバンクルも回復シナジーではあるが、デッキ逆圧縮だし結局1コス1回復だしでそこまで強くはなさそう。

・「ワンダーツリー」の3つ目の効果で2回復。2コスで置けて1ドローできる代わりにタイミングが限られすぎるのが難点。フェアリーを融合できれば2ターン回復するタイミングがある。

・「フォレストフェアリー」3コスではあるが、フェアリーorウィスプが場に出るたび1回復で、ファンファーレで0コスであるウィスプ1枚&進化時フェアリー2体出すの流れで、実質1枚で3回回復できる点は魅力的。

・「妖精の奔流」が1コスでバウンスしつつ1回復。現状ではバウンスするものが少ないのであまり生かせなさそう。

・「デッドリーエルフ」がフェアリー9枚融合で0コス9回復。カードドローやフォロワー除去にも生かせるが、かなりフェアリーに寄せる必要がある上にミニゴブでクルト確定サーチできなくなる。

・「癒しのエルフ」フォロワーを置くたび1回復だが3コスと重いのが難点。素直に「フォレストフェアリー」でいいだろう。

・「永久なる輝き・エリン」自分のターンごとに1回、アクセラすると2回復。こちらも3コスだが体力5なのでワンチャン生き残るかも…?

デッキ方針としては、「フォレストフェアリー」を生かす方向性が面白そうである。フォレストフェアリーだけで5回回復できるようにウィスプを他の手段で集めたり、無理やり6ターン目に発動するために「エルフの王子・レオネル」でコストを下げるのもいいだろう。ただしクルト2体+フォレストフェアリー+進化とすると盤面が埋まる。進化後はフェアリーをバウンスしないとウィスプを出せないし、他のものが先に置かれているとその分回復回数が減るので注意。

クルトサーチ手段は基本ミニゴブのみ(一応1枚プレイ+バッタの指揮者でもサーチできるが現実的ではない)なので注意。


☆ロイヤル×ビショップクルトOTK

全クラスの中で最もクルトOTKとのシナジーを受けづらいクラスと思われる。

・「曙の乙女・セラ」「先陣の騎兵」の回復を生かせればよかったのだが、コストの高さと盤面の狭さから実用が難しい。

・4,5ターン目に「ライノスナイト・パトリック」の結晶を出せばジャスティー確定サーチを狙える…ぐらいしかロイヤルカード以外のサーチ手段がない。

・ドロソも、フォロワーがいないと撃てない「師の教え」と、手札を捨てるのに手札枚数が減らない「大安売り」以外は2コス1ドローがメインであり、できればミニゴブでクルトサーチしたいところ(ロイヤルの利点を捨てることになるけど)

・「極意たる空絶」を1コス4回復として使うためには財宝カードを4枚以上プレイor融合の餌にする必要があり、融合するには新オクトリスを進化させ「」を手札に加えなければならない。0コスドローできるとはいえミニゴブクルトサーチを組み込みながら財宝ロイヤルの動きをするのは無謀であり非推奨。

総じて、下手にOTKを狙うよりは普通に連携ロイヤルにベレロフォンギミックを取り入れるのがロイヤルメインでのクルトの一番丸い使い方かな。いやまあ素直にビショメインにすれば「分身の術」が強力なので十分戦えそうだけど。


☆ウィッチ×ビショップクルトOTK

元々ウィッチクラスだけで様々な戦術が採れるだけあって、選択肢も豊富…といいつつ特筆すべき項目はそこまで多くはないのだが。

・言わずもがな「知恵の光」が使えるのが嬉しい。「叡智の神鳥」のアクセラも優秀だがミニゴブのサーチが濁る…と思いきや。

「マジカルシューター」のおかげでミニゴブ以外の手段でクルト確定サーチが可能!ジャスティーもルナプリもファンファーレ持ちであるため、採用できなくなるカードといえばセトぐらい。もっと言えばミニゴブとも両立可能だがさすがにやりすぎか。

・「ウィズダム・コア」でPP回復可能!これなら1コス回復も生かせるか。「真実の信者」でも使ってみる?

・フォリアの進化時能力を生かせばクルトコンボターンにスペルを使わずともOTKが成立!ただしフォリアのコストは7なので実用性を考えると混沌や実現は欲しいところ。

・「ガントレットヒーラー」でスペルを使う度1回復。アクセラでもスペル扱いなのでルナプリで2回分回復できるのは強力だが、彼女自身が3コスなのが難しいところ。ファンファーレを持たないのでクルトサーチにはミニゴブ必須。

・「聖法の教師・フロウ」で土の印が場に出るたび1回復。ただしこっちも3コスだし0コスで出せる土の印が少なすぎるので「ガントレットヒーラー」の方がいい。

フォリアクルトOTKを狙うのであれば混沌がおすすめか。普段なら混沌でクルトのコストが上がって困るところだが、そこで役立つのが旧ジンジャー。ファンファーレ能力が働かなくなるため、ジンジャー+クルト2体+フォリアに加えてもう1体フォロワーを出すことになる。その場合は問題ないが、フォリアが引けなかった場合は、ジンジャー下でルナプリのアクセラレートも使えなくなる点に注意(ジャスティーの融合は可能)。

混沌ではなく進化軸にして、新ジンジャーでフォリアのコストを下げるというのも手。こちらなら「知恵の光」の恩恵も受けられるし、フォリアのファンファーレでハクタクも出てくる(どの道あと1体フォロワーが必要になるが)。サーチ手段をミニゴブにすれば「無謀の魔女」でルナプリやジャスティーを増やすプランも狙えるぞ!


☆ドラゴン×ビショップクルトOTK

「竜の託宣」が制限になるほどPPブーストが強力!なのでサブとしては優秀だが、メインで使うには回復シナジーが少ないのがネック。

・「竜の託宣」は言わずもがな、「ドラゴニック・コア」もなかなかヤバい。時にPPブーストとして、時にPP前借りとして使えるため様々なデッキで悪用されそうである。ルール実現したら制限かけられそうだ。アクセラのおかげでコスト7以上のカードも十分なので「竜喰らう禁忌」でのPPブーストも狙えそう。

・「蛇竜の契り」で手札を開けつつ1ドロー。覚醒状態なら2ドロー。アクセラでドローできるオーブキャンサーやディズレスタンも有力候補(ゾーイはデッキ圧縮にならないので優先度は下がる)。

・「未知との遭遇」でジャスティー確定サーチが可能。これ自体を融合の餌にできるのはもちろん、ロイヤルのサイと違って無条件の1コスサーチなので優秀。

・「鳳凰の庭園」を出した後相手のターンを耐えきれればそれなりの恩恵を受けられる。耐えられれば、ね…。ほーちゃんの方はミニゴブクルトサーチを濁らせるのが難点か。

・「日輪のドラゴン」が場に出ている間にディスカすれば捨てた枚数分回復。「治癒のドラグーン」を捨てても3回復できるので合わせれば2回分回復できる。3コスなのでコアでPP回復しつつ狙うことになりそうか。

どうせメインにするならドローとPPブーストしまくって、無理やりにでも日輪を生かすプランを取りたいところ。その場合、捨てるカードがコスト最小のランダムになるが覚醒していればターン終了時に勝手に捨てられるカードが手に入る「竜の助言」も採用候補。うっかりクルトをディスカしないように気を付けよう。


☆ネクロ×ビショップクルトOTK

クルトを葬送してリアニで復活させる流れをまず考えるところだが、これをコストダウンに生かすのはなかなか難しそう。

・リアニでクルトを復活させるならまず先にリアニしてから回復しなければならないため、「絶叫の崇拝者」は素で出してしまうことになるので微妙。「霊魂再生」が一番撃ちやすいか。

・「幽魂の棺」にクルトを入れればカウントダウン2になるので、2ターン後にクルトを出すことができる「PP前借り」が可能。「スカルリング」もカウントダウン2でラスワリアニ2なので似たことができるがこちらはコスト4なのがネック。

・「絆の共振」は5コスだが、ネクロマンス4でリアニ4,2,1した後に4回復できるので、リアニ4もクルトを対象にできればこれ1枚でクルト2体と1回復を担うことができる!実質ミニゴブなしでクルトを引く必要が出てくるのが難点。

・「幽暗の墓守」の結晶がうまいこと割れれば、PP前借りで0コス回復が可能。無論進化権と葬送するためのスペースが必要になるが。

・「ソウルテイカー・ララ」をいかせればいつでも出せる0コスクルトも作れるが、自分のターン終了時に破壊されるのでルナプリファンファーレや悠久の絶望なんかを生かせない点はマイナス。

・「骸骨虫」で自フォロワーが破壊されるたび1回復。「ボーンドミネイター」のアクセラで葬送できれば1コス2回復しつつ1ドローなので骸骨虫と合わせれば2回回復。だがミニゴブサーチが濁ってしまうのが難点か。

・「ノーブルファントム」がいる状態でゴーストが出るたび1回復。進化後フォロワーがいればファンファーレでゴースト2体を出せるので2回回復できる。こちらもミニゴブサーチを濁らせてしまうのが難点。

サーチはミニゴブでしかできないが、「絆の共振」を生かすならミニゴブを破壊されてはいけないという問題がある(「清き転変」で出てくる「ホーリーファルコン」も3コスなんだよね…)。かといってドロソも微妙なので、絆プランかミニゴブプランか悩みどころ。


☆ヴァンプ×ビショップクルトOTK

ヴァンプの回復はクルト用に使いづらいものが多いものの数自体は多く、それに加えて圧倒的なドロソと場繋ぎ感覚で組み込める狂乱シナジーも強力。
・0コス1ドローのアミュレット「不穏なる闇の街」は言わずもがな、1コスでドローできるカードが「禍々しき侵食」「ライフリカバリー」「鮮血の首飾り」「蹂躙のデーモン」と超充実!何なら2コス2ドローできる「血の取引」「ダークオーダー」「永久凍土のベヒーモス」まである。

・デッキ圧縮にはならないが「酔狂の大悪魔」「鏖殺()鏖殺の大悪魔」も1コス1ドロー。

・「禍々しき侵食」はただのドロソだけでなく、自分の場に「ナテラの大樹」があれば実質0コス1回回復にもなる!このシナジーを生かしたいなら「インサニティ・マナ」も入れておきたいか。紛らわしいが「ライフリカバリー」はクルトの弾にはならない。

・「ナイトレイドヴァンパイア」の結晶で自然カードを1コス1カウントダウンでサーチできる。引きたい自然カードの多さから確定サーチは難しいが、デッキ圧縮としては魅力的。

・「デビルシープ」が場にいれば自傷もクルトの弾にできてしまう!ただこいつ自身が2コスなのでミニゴブサーチを濁らせる上、クルトとデビルシープを出した後に自傷する必要があるためコスト管理が難しい。素直にベレロフォン進化した後クルト1体と合わせるのがベターか。

・「ラブリーサキュバスリリム」の効果で自傷する度1PP回復。とりあえず投げておいて倒されなかったら覚悟しろよ、的な感じで使ってみる?

・「ブラッド・コア」を置いておけばPP前借り回復になる。枚数制限的にペガサスの代わりとして使う想定で、ピンチになったらクルト無しで回復しよう。

・「デコレーションデビル」は相手のターン開始時に回復なので、クルトと合わせればゾーイ対策になる。こちらもミニゴブサーチは濁る。

・他にも回復カードは多数あるが、クルトの弾として可能性があるのはこれぐらいかな

単純に自然シナジー混ぜつつドロソ爆盛りするだけでも十分個性的だが、せっかくヴァンプメインにするならデビルシープも使ってみたいと思うのが世の情け。ドローに夢中になって自傷し過ぎで自滅するのだけは注意。


☆ネメシス×ビショップクルトOTK

回復できるカードが限られているイメージだが、クルトの弾に利用できそうなものが多いので意外とクルトOTKとの相性は悪くない。

・まずは1コス1ドロー「機器による設計」「空間の開錠」。「コンセントレイト」は3PP残さないと回復できないので、これもドロソ専用と思ってよい。

・「カプセルホムンクルス」は1PP残しで2回復。複数体出せるとPPがお得だが、盤面も埋めてしまうので1コス1回回復枠として使うことになるかな

ハーメルン」でクルトを増やせ!ミニゴブサーチを諦めるだけの価値があるカード。どうしてもミニゴブサーチを入れたいなら「魔笛の奏者・ハーメルン」の方をどうぞ。4コスは重いけどね。

「歯車の廻し手・リヒト」が場にいれば操り人形を出す度1回復。ファンファーレと進化で2人形確保できるので、他のカードで人形を集めれば5回回復も夢ではない!?クルト1リヒト2でも(人形以外の枚数が倍必要になるが)リーサルが狙えるぞ!なおこちらもミニゴブサーチは濁るが、3コスの方のリヒトを使えばサーチ可能になる(ただしこっちのリヒトは進化しないと回復できない)。

・「オリジン・コア」で進化時2PP回復。デッキがアーティファクトで埋まるので空撃ちがデメリットになるが、早いターンでリーサルが狙える可能性を秘めているので一考の余地あり。

・「ディメンションドミネーター」を使うという手もある。これ自体のコストはコアより1コス多い4コスだが、後から出すフォロワー自体に2PP回復を付けられる上に、こいつを進化できればさらに1PP回復できるリーダー付与を付けられる。その際はクルトかリヒトにつけることになるので、PP回復効果を付けた方を後から出すようにすること。

・一応安息の代わりに「虚数物体」なんてものもある。1コスの代わりにフォロワーを守れず、割られたらその時点で効果が切れるので注意。

・手札を1枚キープして手札リフレッシュできる「カイザーインサイト」もあるが、コンボデッキで1枚しか選べないのは扱いづらそう。

例によってミニゴブでしかクルトサーチできないが、目玉のカードが軒並み2コスフォロワーなので、せっかくだしサーチを諦めてでもそちらを狙いたい。


☆簡易まとめ

<よほどの制限がなければオススメできそう!>

ウィッチ・ヴァンパイア・ネメシス

 

<難しそうだけど面白いデッキになりそう>

エルフ・ドラゴン・ネクロマンサー

 

<サブビショは多分無理だけどメインビショならワンチャン>

ロイヤル

 

肝心のデッキレシピはまた今度。とりあえずクロスオーバー実装前に記事にしておきたかった。